上海での仕事
2005年 03月 20日
Worksに上海益田屋の写真が掲載されましたので、上海での仕事について少々。
上海で今最も高級ブティックやデパートが建ち並ぶ南京西路の梅龍鎮界隈にある伊勢丹デパート内ビルの6階に茶道具益田屋はある。
設計は現地調査後通常通り日本の事務所で行い、見積を三者の業者に依頼。A社は中国に支店を持つ日本企業,B社は中国に現地法人を持つ合弁企業、C社は地元の中国企業。
A社の金額を100とするとB社70、C社は20ぐらいの違いがあり、いかにローカル企業が安いかがわかった。ただ今回は上海店のオーナーが日本語の堪能な中国人であったためローカル企業を使うことができたが、信頼出来る人材がいない限りはリスクはかなり高い。
特に仕事の質・工期・手配確認などなにかと悩まされる要素があとを立たない状況であり、たとえば茶室の柱を材木問屋に見に行き現物確認して指定しているにも拘わらず別の柱が納入されたり、スポットライトとダクトレールの規格が合わない(日本では考えられない)などなど。ただ施工業者も初めて日本の茶室を造るわけでこちらの説明に興味を示し、前向きな姿勢があり、上海店オーナーがなかなか監理に行けない設計士に変わり頑張っていただいたお陰でなんとかまとまりました。金額の割には十分合格点の出来となりました。
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上海で今最も高級ブティックやデパートが建ち並ぶ南京西路の梅龍鎮界隈にある伊勢丹デパート内ビルの6階に茶道具益田屋はある。
設計は現地調査後通常通り日本の事務所で行い、見積を三者の業者に依頼。A社は中国に支店を持つ日本企業,B社は中国に現地法人を持つ合弁企業、C社は地元の中国企業。
A社の金額を100とするとB社70、C社は20ぐらいの違いがあり、いかにローカル企業が安いかがわかった。ただ今回は上海店のオーナーが日本語の堪能な中国人であったためローカル企業を使うことができたが、信頼出来る人材がいない限りはリスクはかなり高い。
特に仕事の質・工期・手配確認などなにかと悩まされる要素があとを立たない状況であり、たとえば茶室の柱を材木問屋に見に行き現物確認して指定しているにも拘わらず別の柱が納入されたり、スポットライトとダクトレールの規格が合わない(日本では考えられない)などなど。ただ施工業者も初めて日本の茶室を造るわけでこちらの説明に興味を示し、前向きな姿勢があり、上海店オーナーがなかなか監理に行けない設計士に変わり頑張っていただいたお陰でなんとかまとまりました。金額の割には十分合格点の出来となりました。
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by t-ainfo
| 2005-03-20 21:17