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新たな住宅エコポイント制度

住宅改修に新ポイント制 秋メド、費用の5%商品券に
省エネ改修に限定せず、国交省検討

国土交通省は今秋にも、個人が住宅をリフォーム(改修)する際に商品券などと交換できる新住宅ポイント制度を導入する検討に入った。現在ある住宅エコポイントは7月に打ち切る予定のため、新たな住宅市場の活性化と消費喚起策が必要と判断した。新ポイント制度は対象を省エネ化の改修に限定せず、年160万戸程度の利用を見込んでいる。

 国交省は関連省庁と調整し、早ければ第2次補正予算に盛り込む考え。実現には2000億~3000億円の予算が必要とみられる。

 検討しているのは、住宅改修の工事費に応じて消費者がポイントをもらえる新制度。省エネ化に限定せず、壁紙の交換やシステムキッチンの導入など一般的な改修工事でも、費用の5%前後のポイントをつけ、1ポイント当たり1円分の商品券などと交換できる。

 さらに壁に断熱材を入れたり、太陽光発電を導入したりする省エネ化、階段に手すりをつけるなどのバリアフリー化、耐震改修の場合はポイントを加算することを検討。今ある住宅の機能向上を後押しする。

 省エネ基準を満たす住宅の新築・改修にポイントがつく「住宅エコポイント」は予想以上に利用が多く、期限を5カ月短縮して7月末に打ち切ることになった。4月末までに新築で約30万戸、リフォーム(省エネ改修などに対象を限定)で約36万戸にポイントが発行されたという。

 住宅のリフォーム市場は約5兆円。政府は昨年の新成長戦略で2020年までに市場規模を倍増させる目標を掲げており、国交省は投資押し上げに新たな支援策が必要と判断した。東日本大震災で建物が一部破損した件数は30万件以上にのぼっている。(日経新聞より)
by t-ainfo | 2011-06-06 09:09 | 建築